独和タスクと教室談話における
日本語のアカデミック・スピーキングの特徴と習得の研究

ID : J036





[A3]
私は人はいつも本当のことを言うべきだと思います。
なぜかというと、それが相手と真摯に向き合う姿勢の現れの一つだと思うからです。
時には真実ではないことを言うことで、相手では傷つか、傷つけずに済んだり、話もせずに済む事もありますが、本当に相手のことを思っているなら、どんな内容のことであろうと真実を伝えるべきではないかなと言うふうに思います。
例え、それが相手を悲しい気持ちにさせることであったとしても、それは伝え方を工夫したら、その悲しい気持ちにさせる程度というものは調整できると思いますし、何よりも、えー、伝える内容、真実を、えー、伝えるということが非常に大切なことだと思います。



[A1]
テクノロジーは、わたしたちの生活を複雑にしたと考えます。
例えば、スマートフォン、例に挙げますと、えー、私は、高校生の時から自分のスマートフォンを持っています。
えー、何か連絡をするときとか調べものをするときは、いつも、その、スマートフォンを使っています。
私の祖父母も数年前から、えー、ガラケーと呼ばれるタイプの携帯からスマートフォンに持ち替えましたが、その、昨日の複雑さに大変苦戦しています。
えー、この結果、私たちのような若者世代と私たちの祖父母のような世代の間で得られる情報や、えー、利用できる、テクノロジーの、えー、機能というものに、大きな差が生まれていると思います。
こういったことによって、私たちの中での、こう、差が生まれたり、えー、複雑さが故に不便さも多くあると思います。



[B2]
子供にとってテレビを見るのは時間の無駄であるという意見に対して私は反対します。
えー、時間の無駄というのは、おそらく、そのテレビ番組の内容によって判断が分かれる点ではあると思いますが、えー、基本的に、えー、テレビを通して子どもたちは映像、視覚と音、聴覚を使ってさまざまな情報を得ることのトレーニングをしているのではないかなと考えます。
えー、同じ映像を見たときに、え、どのような内容を、えー、自分の中で理解するのかというのは、子どもたちによって違うと思いますが、えー、今、テクノロジーの進化が進んでいる今の社会では、そういったように何か映像をみて、そこから情報を読み取る能力というものはとても重要視されていると思います。
こういった理由でテレビを見ることは、子どもたちにとって時間の無駄だという意見に反対です。



[B5]
私は犯罪のほとんどの原因は貧乏な事にあるという意見に対して賛成します。
世界各地ではの紛争が起きていますが、その紛争の中には多く、えー、兵士としてその戦いに参加することでお金を得る。
その得たお金を家族のために家族の生活のために使うというように、えー、お金を目的として、え、犯罪や戦争に、えー、加担している人も多くいます。
一方で、その金銭的な貧乏の面だけではなくて、精神的な貧乏さ、心の貧しさがゆえに犯罪に手を染める人も多く見られる、多くいると思います。
え、自分の心が誰かに愛してもらっているようなというような、えー、満たされていると感じない時に、えー、何か悪事を働こうというふうな思考に結びつく人も多くいると思います。
以上の理由から、さまざまな面の貧しさで犯罪が起きていると思います。



[C7]
太りすぎた子供達が増えているという問題を解決するために、えー、学校で、スポーツや運動の時間を増やしたほうがいいという意見に対して私は賛成です。
これが一番いい方法だと思います。
このように考える理由としてはやはり太りすぎている子供たちの生活習慣というものは、え、なかなか家庭の中では、えー、解決できないからこそこのような現状があると考えられます。
そこで学校の教師や、まあ、学校の友達など、第三者が一緒にその生活習慣の改善に、えー、参加することによって、えー、子供たち、太りすぎているとされている子供たちも、自分たちの生活習慣を変えることができるのではないかなというふうに思います。
だから学校でというふうな、えー、学校に目をつけるということはとても良いと思います。
そして他にはやはり食生活ということで、これも同じく学校での給食のメニューを見直すことが挙げられると思います。



[C8]
観光客が増えて、歴史的な建物や場所に、大きが、大きな被害が出ているという問題を解決するためには、私はそこで禁止されている行為が、えー、よく分かるような、わかりやすいポスターや看板などの表示や、えー、何か、ルールに、ルールを破った行動をしている人たちを取り締まるようなパトロールが、え、解決策として挙げられると思います。
えー、近年、SNSの普及などによって、SNSで見た写真、スポット写真の撮り方を真似したいと思って観光地を訪れる特に若者客が多くいるように思いますが、もしかしたらその写真はルールを破った下で撮られたものかもしれません。
が、それを、SNSを通して判断することは難しいので、同じミス、失敗を繰り返す人が増えないように、その場で何か注意喚起ができるものなり、人を整備する必要があると考えます。



[D4]
私が尊敬する先生は、私が五歳の頃から16歳の頃まで毎週通っていたピアノ教室のピアノの先生です。
えー、そのピアノの先生は、私は10年以上お世話になりましたが、私のほかにも多くの生徒が長い間、その先生の教室でピアノを習っていました。
えー、なぜこんなにも長い間習う生徒が多くいるかと言うと、それはやはり先生の人柄にあると思います。
えー、私が先生の尊敬しているところは、とにかく、えー、私たちに愛情をもって接してくださって、私たちのことを褒めてくださって、私たちが自信を持てるようにしてくださるというところです。
えー、ピアノを習っている中で、何度かスランプがあって、もうやめようかなと思ってしまう時も一瞬もありましたが、それでもやっぱり先生に逢いたくてというこの一心で10年以上ピアノを続けることができました。
んで、そのような先生の包容力や寛大さ、忍耐強さを尊敬しています。



[D2]
私にいい刺激を与えたのは、高校一年生の時に出会ったオーストラリアに住む、友人です。
えー、彼女は私がオーストラリアに行った時にホストファミリー、ホストシスタとして私を迎えてくれました。
えー、彼女は文武両道で、えー、スポーツ、トライアスロンでもオーストラリアの州の代表に選ばれたり、学業でも非常に優れた成績を残して表彰されたりと非常に、すう、優秀な人です。
そして性格もとても優しく、初めて異国の地に訪れた私を優しく、えー、サポートしてくれました。
また、環境問題や国際的な問題にも興味関心があり、えー、多くの人の前で自分の意見を発表する場に参加したりですとか、ボランティアに参加したりと、えー、多方面で活躍をしています。
えー、このようにいろんな面で頑張っている彼女から私はたくさん刺激を受けて、これまでいろんなことに挑戦してきました。



[E3]
私が考える成功した経験は、え、私は幼い頃からバイリンガル、あ、トラ、マルチリンガルになりたいという夢がありました。
将来、多くの言語を学んで使いこなせるようになりたいと考えていました。
で、コロナウイルスの感染が拡大した2020年、2021年は、えー、自宅にいる事が多かったのですが、その時間を何か有効に活用できないかということで、えー、新しい言語の学習を始めました。
その結果、えー、韓国、フランス、中国、英語の試験でそれぞれ、えー、検定試験の合格を目標にして、勉強して、合格することができました。
んで、えー、まだ一部、一歩ですが、マルチリンガルに、マルチリンガルという夢に近づけた成功経験じゃないかなというふうに思っています。



[E2]
いくつかある中で、私がいますぐに思い出せる恥ずかしいと思った経験は、私が中学生の時に、えー、学年全員の生徒とその保護者を対象にした集会で、司会の仕事をしたことがありました。
体育館に多くの生徒とその保護者が、えー、座っているという状況の中で、え、原稿を読みながら、その集会の司会進行を勤めていたんですけれども、とあるところで、おそらくセリフを読み間違えました。
その時に、えー、失礼しましたと言って、その間違いお詫びして、その次に行こうとしたんですが、えー、緊張のあまり失礼しますと言って、えっと、違ったタイプの私の挨拶をしたことですね。
多くの人に笑われました。
えー、それはとても恥ずかしい経験です。
はい。

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