独和タスクと教室談話における
日本語のアカデミック・スピーキングの特徴と習得の研究

ID : J029





[A10]
はい、私はホームレスを助ける一番いい方法はお金をあげることだとは思いません。
なぜならお金はすぐなくなってしまうものなので、お金よりも仕事や、うん、仕事などそのホームレスがお金を作り続けれる機会や方法っていうものをあげるほうが重要だと考えています。
うん、たとえば、お金をあげる方法だとしても、そのお金が日々の浪費、浪費じゃないですね、消費とかに用いるためのお金ではなくて、えー、その仕事を作るための技術を得るために使う資金とか投資であるならば、お金は使ってもいいと思います。
どのように使うかっていうことが大事だと思います。
だから一番いい方法はお金をあげることだとは思いません。



[A8]
勉強するときは、先生としたほうがいいと思います。
その理由は、勉強の捉え方にもよるんですが、その人がどう成長していきたいかとか、学びを広げていくために、やはり一人だけの視点では無理だと思います。
先生とか、その、プロパーの人がいて、どういう目の付け所を持ったらいいか、切り口を持ったらいいか、そういうサジェストを与える機会っていうのはとても大事だと思います。
一方で、勉強は、一人でやる、まあ、突き詰めてやっていくっていう作業ももちろん重要になります。
なので、どちらかと言われればとても難しいんですが、先生がいるっていうことが、うん、まあ、大事、重要になるんじゃないかなと思っています。
あ、そっか。



[B3]
はい、家族全員がスマートフォンを使ってコミュニケーションが悪くなるっていうのは、おそらく使い方の問題だと思います。
えー、家族でその各々がゲームや動画を見たりするっていうのでは、確かにコミュニケーション的には下がるので、ここに書かれているスマホとかテクロ、テクノロジーを使って、家族の関係やコミュニケーションによくないっていうのは頷けるところです。
その点では、まあ、賛成できると思います。
ただ一方で、テクノロジーとかスマホっていうものはどのように使うかっていうことが大事になります。
えー、それをどう使うのか、どう生かしていくのかっていうのを議論する場であったり、えー、それについて考えていく場っていうので、家族で使うと思ったら、家族の関係はコミュニケーションによくないとは言えないと思います。
だから使い方の問題だと思います。



[B7]
はい、この問題は国民の生活を良くすることと国を守ることっていうものが別々にとらえられているから、とても難しいんだと思います。
国を守ることは国民の生活が良くなることにつながると思います。
なぜなら、まあ、国がなくなってしまえば、国民の生活どころか国民自体がなくなってしまうので、〓〓れば成り立たないと思います。
で、それを踏まえた上で、おそらくこの国を守るっていうのは自衛をするっていうことで多分取ってるんですよね。
だから国に自衛をするために、お金を、まあ、戦力で使うべきだっていうことも、たしかに、必要になるんですけど、それの国民の生活とどのようにどう良くなるのかって、どういう危険性がなくなるのかっていうのを伝える必要があると思います。
だから長くなってしまいましたけど、国を守ることに、お金を使うべきだと言えないけど、使うことも重要だっていう意見を言うためには、まあ、ほかの…



[C4]
少年犯罪が増えた原因は、まあ、おそらく二つぐらい考えられて、まず一つが少年犯罪の犯罪の域が増えたことっていうまあ禁止条項が増えるので、その分、犯罪数っていうのが増えると思います。
で、もう一つが調査数が増えたってことではないでしょうか。
だから犯罪、少年犯罪が増えたっていうのはその実証が起こる、えーと、ゆ、なんか項目が増えたのと調査数が増えたから、じゃあそれがどう減らしていくかっていう話なんですけど、
この問題の解決するのは、もう、今少年犯罪が増えてるっていうことがわかったので、まあ、それぞれの専門家は考えたらいいんじゃないかなと思います。
で、メディアと暴力的な場面との因果関係については、まあ、何とも言えないので、まあ、そこは日常の中で隣で暴力的なシーンが行われるたびに大人が説明したらいいと思います。



[C5]
はい、私は教師の役割は二つあると思っています。
一つは、新しい世界を見せること。
で、もう一つが具体的な人間の例として、まあ、失敗するかもしれないけど、人の前に立つこと、
学生たちの前に具体的な大人の像としていることっていうことだと思います。
で、前の方の新しい世界を見せるっていうことなんですけど、新しい世界を見せる為には知識も必要だし、えーと、それを切り取るための思考も必要になります。
だから、知識を与えて、考え方を与えていけば、学生たちはものすごく考えるようになります。
で、今の時代を生きている私が、今の時代を生きている子供達と話す事でどうすればいいのかな?どうすれば世の中の問題を解決するんだろう?ってなった時に学生たちは自発的に自分たちで考える、つまり勉強したいって思うようになると思います。
だからもうこの二つは重要かなと思います。



[D4]
私が尊敬する先生は二人います。
一人は大学時代に会った恩師です。
で、その人は日本文学を研究しているんですが、まあ、能力がまず、ずば抜けて素晴らしいです。
研究能力、切り口とかがとてもおもしろい先生です。
だから追っていく背中としてはめちゃめちゃかっこいいわけですね。
で、もう一つがその先生のいいところが、学生の成長、伸びしろっていうのを、えー、認めてくれるところでした。
何を言っても受け入れてくれるし、何を言ってもそのプラスアルファの世界を見せてくれました。
だから、この人がとても〓っています。
で、もう一人あった先生は、高校で教えていたときにえー、一緒にいた先輩なんですけどで、その先生、先輩はまず第一に生徒を中心に考えるって言うことを大事にしていて、えー、生徒を中心に考えていたら教育であったり、指導であったりっていうのは、えー、できるもんなんだぜっていう話だったので、そうなりたいと思ったので尊敬しています。



[B5]
私が好きなのは一流の人がいる場所か、一流を目指している人と一緒に、あ、いるところで勉強するのがとても好きです。
えー、例えば一流の人がいる所っていうのは学会であったり、大学であったり、研究会であったりっていうところですね。
で、一流の、を目指す人がいるっていうのは大学院であったり、えー、それこそ勉強会であったり学会であったりします。
で、そのようなところが好きな理由っていうのは、まず一流を目指している人がいるから、そういう人たちからの、えっと、研究の内容であったり、えー、えー、切り口っていうものを学べることができるからです。
で、もう一つは、その仲間たちも一流を目指しあっているので、切磋琢磨できるんですね。
えー、そこがその自分がどんどんどんどん磨かれていくその感覚を味わっていけるので、一流の人がいる所で勉強するのが私は大好きです。



[E2]
はい、私が恥ずかしいと思った経験はたくさんあるんですが、その中の一つあげるなら、小学校4年生のときのある日になります。
で、それがどんな日かっていうと、えっと、当時すごく欲しいゲームソフ、あ、カードゲームがあって、そのカードゲームを買いたくて仕方がなかったんです。
で、母親にあるおつかいを頼まれて、お茶か何かを頼まれたのに、それが売ってなかったんです。
だから、わたしは母親に黙ってカードゲームを買ったんですね。
で、そのカードゲームを母に見えないように隠したわけです。
で、それを母に、そう、怒られてですね、
その時に自分が人のものをこっそり使っちゃったっていうのと、それを隠そうとしたっていう自分がとてつもなく恥ずかしかったのを覚えてます。
だから、その時の人の目が見えなくなったとか、そういうのも学んだのでよかったんですけれども、自分の正義とか、そういう正しいものにずれたとき、恥ずかしいと思いますね。



[E8]
私がやってみて思ったよりも難しかったのは、やはり日本文学研究です。
日本文学を読んで、一つの作品を読んで感想めいたことを言えば、何かうまくいくんだろうと思っていたら、全くそうではなくて、調べなければならないことがたくさんあるし、考えなければならないことが沢山あるということを学びました。
で、ある程度うまく行った時に、大学の時に飛び級をした大学院に行ったんですが、その後に自分の研究方法がすべて否定されてしまう、えー、全く面白くないって言われてしまうっていう経験をしました。
で、確かにそれに問題があったんですけど、そこの課題をどう乗り越えるかっていうところですね、それにすごく難しか、難しさを感じたのを覚えています。
で、一番難しかった原因としては、無意識の暴力や普遍的な問題をあぶり出そうというのが、文学研究の特徴なんですが、読めば読むほど研究を進めればむほど自分、…

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