独和タスクと教室談話における
日本語のアカデミック・スピーキングの特徴と習得の研究
ID : J010
[A7]
成功には運が必要だと思います。
えー、なぜなら自分の努力はコントロールできますが、それ以外の環境的な要因はコントロールできないからです。
例えば、えー、会社で大きなプロジェクトを任されたとして、そのプロジェクトが成功するように資料を集めたり、えー、ミーティングを行ったり、そういう準備は自分の努力だと思いますが、上司が足を引っ張ったり、そういう上司は選べないので、そういうことが全て上手くいくためにはやはり運が必要だと思います。
えー、なので、成功にはやはり運が必要だと思います。
難しい。
[A8]
はい。
私は先生と勉強する方が良いと思います。
えー、なぜなら先生と一緒に勉強するとささいな疑問もその場で解消することができるからです。
例えば、私は中国語を勉強していましたが、えー、自分で勉強しているときは、参考書を読んでもよくわからないことがあって、その問題はそのまま放置してしまうことが多かったんですが、えー、クラスに通うようになって、えー、その場ですぐ先生にこれはどういう意味ですか?とか、これはこういう風に解釈してもいいですか?という風に聞けるようになって、えー、格段に能力が進歩しました。
はい、なのでやはり勉強は先生と一緒にしたほうがいいと思います。
[B3]
えー、私は、この意見にやや賛成します。
例えば、家族が個々にスマホやゲーム機を使ってyoutubeを見たり、ゲームをしたりして、家族のコミュニケーションが損なわれるという事が理解できるからです。
しかし、テクノロジーを利用するようになってコミュニケーションが、増えたというところを、私は実感しているので、えー、ややという程度にとどめたいと思います。
例えば、えー、子供が生まれて、今コロナでなかなか家族に会えませんが、えー、スマホのアプリを使って写真をシェアすることで、えー、家族のコミュニケーションだったり、会話が増えたなというふうに感じています。
[B4]
私は、この意見にかなり賛成します。
えー、旅行というと、短期間であるということが想定されるので、えー、その場合にはその国の習慣に従ってしまっても、えー、身体的精神的な健康が損なわれるということはほとんどないと考えるからです。
ただ、旅行がひと月や、ふた月、数ヶ月、数年といったように長期にわたる場合には、えー、ある程度自分の国の習慣を取り入れた方が良いと考えます。
えー、その方が楽しく生活することができると思います。
[C2]
えー、この原因は投資ができるかどうかということによると思います。
お金がある国は、教育や産業やその他様々な分野に投資をして、未来にそれを回収するということができますが、お金がない国はその投資をする余裕がないので、えー、目の前のことに精一杯になって、えー、将来に投資した分を回収することができないので、より貧乏になっていくと思います。
この問題を解決する為には、やはり豊かな国がえー貧しい国に力を貸して投資をして、で、えっと、将来、その貧乏な国が豊かになるように手助けをすることだと思います。
[C8]
えー、即座にというか、現実的にすぐできる解決策としては警備を増やすということが考えられると思いますが、将来的なことを考えると、えー、観光客の人にその歴史的な建物や場所のえー、意義ということを理解してもらって、大事にしてもらうという教育活動を行ったり、それから、えー、修復とか保全の技術を、えー、研究してそれを取り入れるということが有効ではないかと思います。
えー、どうしても、どんなに人がはいらなくても、えー、少しずつはやはり劣化していくと思いますので、修復とか保全の技術がえー重要ではないかと考えます。
[B8]
えー、私が自分の国の習慣で一番好きな点は、え、うん、家の中に入るときに靴を脱ぐことです。
えー、なぜその習慣が好きかというと、えー、綺麗好きなので、あの、外で履いた靴の汚れを家の中に持ち込まずにすむということが、えー、あげられるんですが、それ以外にも家の中と外内と外を分けるという意味で、えー、外で仕事をしたり、まあ、えー、外に出て活動する社会的な自分と家でリラックスする自分との境界を引く、境界線を引くということができる習慣だと思うからです。
[B2]
はい、えー、難しいのですが、私に良い刺激をくれた人は、大学時代の 指導教員の先生だと思います。
えー、その人は大変勉強熱心で、え、自分の専門分野でないこともきちんと勉強して、えー、学生に指導するような先生でした。
で、えっと、ただ、私が最も良い刺激を受けたと思うのは、そのような偉大な先生であっても、えー、必ずしもいつも正しいことを言っているわけではないということを、えー、まあ、その先生が教えてくれたからです。
で、えー、その経験から、あの無条件に偉い人の話を信じるものではないということを学びました。
[E3]
はい、成功した経験という風に考えたことはないんですが、強いて挙げるのであれば、えー、海外で仕事をして、えー、きたことは成功だったと思います。
えー、なぜなら、日本で、えー、の暮らしを飛び出して海外で生活したいと思って、それを実際に成功させて、えー、その国で働いてお金を稼ぎ、暮らすということが、えー、数年にわたってなすことを数年にわたってなすことができたので、
えー、それは、あの、途中で諦めてギブアップして帰らなかったという点から考えても成功だったかなというふうに思います。
難しい。
[E9]
今、私は職場が遠くて、えー、通勤に片道2時間かかっているのでほとんど、えー、の時間、平日は家に居らず、その間夫が、えー、かなりの部分子供のめんどうを見てくれているのですが、
そんなふうに、えー、子供に時間と愛情を注いでも、今、えー、子供がまだ、小さいので、えー、長く一緒に居るパパよりママのほうがいいというふうに言うことが多いんですが、
その時に夫が、あの、ママが好きとか、ママが大事なのは当然だよ、あの、それが普通だよという風に言ったことが素晴らしいというふうに思いました。
えー、私だったら長い時間をかけて色々お世話をして、パパが良いと言われたら、えー、ちょっといじけた気持ちになってしまうと思います。