独和タスクと教室談話における
日本語のアカデミック・スピーキングの特徴と習得の研究
ID : J009
[A2]
私は、えー、スマホを学校に持ってきてもいいとは思いません。
なぜなら、えー、まず今の小学生中学生は学校に行けばスマートフォン、おっきなタブレットを使うことができ、あの、準備されているので、そういったものを使って、あの、スマホで勉強できるスマホで情報とったりするようなことができると思うからです。
あの、そうですね、あとは、もう一つは、スマホは結構高価なので、学校に持ってきて何か盗まれたりとか、何か落として壊したりとかしたときの、その、やりとりみ、みたいなのが、すごくめんどくさいなっていうふうに思います。
以上です。
[A8]
私は、えっと、勉強する内容によって違うと思いますが、今は身体表現を伴うものに対する勉強っていうことで答えを言っていきたいと思います。
例えば体育とか、えっと、ものを作る美術とか、そういった勉強は絶対に先生とする方がいいと思います。
まず体育とか美術とかっていったものは型を学んでいく、見て学んでいくっていうことがすごく大事だと思うので、先生という存在がすごく必要になってくると思います。
あの、職人の、あの、人たちが、 何か、こう、ものを学ぶ時に、その人の表現方法を勉強して、そうして学んでいくやり方っていうのが、あの身体表現を伴うものに関しては必要なんじゃないかなっていうふうに思っています。
[B8]
私は、えー、病気にならないようにするために、お金を使ったほうがいいと思います。
えっと、今から、あの、高齢化社会になっていくので、何とか医療費を下げていくっていうことが重要になってくると思います。
そのためには、あの、病気にならないため、病気にならないようにするためのお金を、あの、準備しておく、あの、費用が払われる方が、結果的に、国の予算を使わなくても済むのかなというふうに思います。
で、えっと、病気になることによって、足腰が立たなくなって介護が必要になってくるっていうこともあると思うので、病気にならないようにするためにお金を使うって言うことで介護費用を抑えたりとかっていうことにもつながっていくんじゃないかなというふうに思います。
ただ、ある程度は病気を治すことに、お金を、あの、出すってことも必要かなと思います。
[B2]
私は子供にとってテレビを見るのは、しっかりと番組を選んでいけば、時間の無駄だというふうには思いません。
あの先日、NHK教育の、あの、生物と生物学に関するテレビを見ていたんですが、あの、喉、人間の喉の構造っていうのはどういうふうになっているのかっていうのを、あの、胃カメラみたいなものを入れて、ずっと映して、肺の所までずっと映してくれてたんですね。
で、喉がどういう風になって行くかっていう構造を映像で見せてくれていたんですが、そういったもの、そういったものっていうのは、なかなか本を見ていても学びにくいところだと思うので、映像が映像だからわかってくるっていうものがあると思います。
で、ある程度、土曜日に生物学のテレビがあるっていうふうに分かっていれば、その時間にテレビを見るその時間に勉強する習慣というのもつくかなと思います。
[C4]
えっと、メディアで暴力的な場面が放送されているから、少年犯罪が増えているっていう風なかたちって考えるのであれば、私はその番組や放送、番組放送が流れている間に、誰もそ、あの、大人が誰もそばにいなかったということが問題なんじゃないかなというふうに思っています。
この問題をこの場面や放送、こういった放送を見た時に、子供達にこれについてどう思う?とか、こういう番組って何が、どうしてこういう暴力的な暴力が行われたと思う?っていうのは問いかけが一つでもあれば、子供たちはそれを考えるきっかけになっていきますが、そういったことがなかなかない状況だと子供たちは放送内容を受けてしまう、受け入れてしまうかもしれません。
なので、あの、テレビを見るとか、放送されてる時に親が近くで見ているってことが重要かなと思います。
[C3]
国際的なオンラインコミュニケーションのいい点は、国を超えたあの人たちと繋がって、大きな仕事ができたり、価値観が違う人たちとつながる、価値観とか、文化背景が違う人たちとつながることによって、新しいアイデアが生まれてくることかなというふうに思います。
悪い点としては、そうですね、とにかく時差の問題はクリアされるわけではないので、まあ、国際的なプロジェクトをしろっていうふうに言われて、国際的プロジェクトがしやすい環境が作られた結果、全然違う時間にそのオンラインでコミュニケーションを取らなければいけないっていう状況に追い込まれてしまうっていうことはあるかなっていうふうに思います。
以上です。
[B2]
いい刺激と言っていいかわかりませんが、えー、私は自分の指導教官からは物凄い刺激を頂いたなというふうに思っています。
非常に厳しい、あの、はっきりとした物言いで、あの、指導してくださる先生でしたが、すごく学生の問題を適切に、その学生の、まあ、課題をしっかりと見抜いて、あの、社会で、社会で生き抜くために必要な課題を見抜いて、それを指摘する先生でした。
で、自分が教員になってみて、そういった学生の学生が社会に出たときに問題になるなって言うことを短期間で見抜いて、その人が確実に成長できるように指摘をするっていうのは非常に難しいっていうことを、あの、今自分自身が感じています。
やっぱり、指摘をするってそんなに気持ちが良いことではないので、それを指摘し続けて下さった先生の精神力っていうのも本当にすごいなと思ってます。
[D8]
私は食べる時にいただきますっていうのを、あの、言う習慣がすごく好きです。
で、えっと、食べる前に神様にお祈りをしたりとかっていう習慣がある国っていうのはたくさんあると思うんですけど、いただきますってすごく、あの、自由な表現だなというふうに思っています。
何に、誰に対していただきますっていうのを言っても良いし、何に対していただきますって言ってもいい、例えば作ってくれた人に対していただきますということも言えるし、救ってくれた人を育ててくれた人にいただきますっていうこともできるし、食べ物のありがたみに対していただきますっていうこともできると思います。
なんか、その、そく、何かに対して感謝を表すっていうことに対して、あの、その人自身が感謝の対象を決められるって言うところに自由さを感じる所が好きです。
[E7]
私ヨガをしているんですが、初めてヘッドスタンドができるようになった日っていうのを経験してみたいです。
えー、あの、もう今ヘッドスタンドができるようになってしまったので、毎日毎日ヘッドスタンドをするので、あの、二度とできない経験なんですけど、初めてヘッドスタンドができた日っていうのがなんか世界が変わった感覚を受けました。
で、頭、頭と腕の力で立つで、頭が下にあって足が上にあるっていうことがこんなに気持ちよくって、こう、ヘッドスタンドから降りてきた時に、目がこんなに楽になるんだ、血流がこんな風に流れるんだっていうのを感動にすごく感動したので、その感動をもう一度経験してみたいなって思います。
[E3]
私は、えっと、一見すると成功した経験じゃないんですけど、論文が書けなくて、大学を休学してしばらく休んだっていうのはすごく成功した経験だったなというふうに思ってます。
で、なんで成功したかって思ってるかっていうと、今の仕事について、本当に色んな人が相談、相談をしてきてくれるようになってその経験が本当に今の仕事に、の、あの、進めていくのに役に立っているからです。
で、その経験がなかったら、たぶん仕事すごくこうつまずくことのあの苦しさとかつまずくことで、あの人に優しくなれるとか、人がこんなに世話してくれるって事を知ることができたので、それはよかったなと思います。